超難関校(桜蔭)受験を突破する方法 〜国語編〜
こんにちは。
週1投稿を目標にしてからあっという間に1週間がたち、慌ててこのブログを綴り始めました笑
私が桜蔭受験をどう対策したかを科目別に振り返っていきたいと思います。今日は、国語を重点的にお話しします!
桜蔭国語の出題傾向
桜蔭の中学受験の国語は他校と比べると変わってます。ほとんどが記述。解答用紙を見ると殆ど白い笑
随筆文(または説明文)と物語文が1つずつ出題されます。
記述は文字数指定のものと指定のないものがあります。
漢字の出題は少なめですが、必ず5問ほどは出ます。
分野別対策
漢字
漢字の点数配分は少なめではありますが、ここで点数を落としていては
合格は程遠くなってしまいます。
記述に比べて確実に点数獲得を見込める漢字問題はしっかり正解しましょう。
漢字力は数日では付きません。
正解した漢字を何度も繰り返し書くのではなく、間違えたものをpick upして復習しましょう。数ヶ月後にその漢字が書けてやっと漢字力が身についたと言えます。
正誤管理が一番の近道です。
長期的な漢字学習プランを心がけることをお勧めします。
選択問題
語句を空欄に埋める系の選択問題が多いです。
これも漢字と一緒で点数配分は少なめですが、確実に正解していきましょう!
語句の選択問題は漢字と違い、よく読めば必ず正解できます。
なので、選択問題を解く時は「よく読もう」と念じながら演習しましょう。
選択肢は私たちに答えを提供してくれる一方で、凡ミスを誘発します。
選択肢があると、つい勘で / フィーリングで解答してしまいがちです。
でも、ちょっと待って!
確実にその問題を仕留めるために、問題の前後を読み込んでから
消去法で選択することをオススメします!
物語文 / 説明文
桜蔭の国語はとにかく時間勝負です。
何度も読み返すのはNG。
必ず1回の読み込みで大まかな流れをつかみましょう
速読法などを身につけろ!という方もいますが、
正直速読法を身に付けてる時間があったら
漢字を練習する時間に当てた方がいいと思います。
桜蔭の国語の時間は短いですが、速読法云々の問題ではなく慣れ!コツ!です。
いかに早く読めるかではなく、重要なポイントのみを抑えながら読み終えるかが大事。早く読めても、心情変化や重要出来事が曖昧では全く意味がありません。
とにかく沢山の演習をこなすことが一番の近道です。
また私は外出の際スキマ時間に本を読む習慣をつけていたので、
本が好きな人は日頃から読んでいればそれも役立つと思います!
では詳しくどのように解いていくか見ていきましょう!
物語文
物語文は主人公の気持ちの変化を追っていくことが重要です。
読みながら、「悲しい」や「嬉しい」などといった記述があれば線を引きます。
また、気持ちの変化のきっかけの出来事などがあれば四角で囲います。
このように印をつけておくことで、問題を解いていく中でわからない事があっても
いちいち最初から読み直さずに済みます。
また、問題に入った際いきなり解答欄に書き始めるのではなく
どのようにして解答するかの流れを頭に思い浮かべましょう。
心情変化を聞く事が多いので、
「変化前」⇒「変化のきっかけ」⇒「変化後」を考えます。
このシュミレーションをしてから記述する事で、書き漏れを防ぐ事ができます。
最初はシュミレーションを頭でやるのは大変なので、
どこか問題の空欄の場所に書き込むのもいいと思います。
文字数制限がある場合もない場合がありますが、
共通して言えることは与えられた解答欄をしっかり埋めよう!ということです。
もちろん問題と関係のないこと、文章と違うことを書くのは意味がありません。
ただ大きな空欄をたった一行しか書かないのは、少し読解が足りない模様。
文字数制限がある際は、-10文字以内を目安に解答しましょう。
説明文
説明文は重要ポイントを押さえる事が必須です。
物語同様、線などの印をつけながら読み進めましょう。
物語文に比べて、比喩表現や抽象的な部分が少ないため
説明文の方が簡単に思う人も多いと思います。
ただ、物語文の方が「楽しく」読める事が多いので
もし苦手意識がある方は克服しておくと楽に臨めると思います。
(毎年物語も説明文も出るので、逃げ道ないんです泣)
最後に
桜蔭の過去問を初めて解く時は合格点を下回るかもしれません。
本当にこれ時間内に解けるようになるの?と
不安になることもあるかもしれませんが大丈夫です!
繰り返し演習をすれば、次第に時間に余裕ができ
いつの間にか合格点を超えてきます。(私もそうでした)
お読みいただきありがとうございました。