「勉強しなさい」と言うと子供の成績が下がる⁈
受験はその子次第です。
しかし小学生の場合「勉強しなさい」と言わないと、勉強どころか机に座りもしない...ことは多いと思います。
私も小学4年生の間ずっと「勉強しなさい」と言われて、勉強していました。
しかし成績は安定せず、アルファクラス(SAPIXの上位クラス)に行けずにいました。
いつもアルファクラスの一つ下か二つ下でした。
小学3年生の時は、一番下のクラスにいたこともあります。
しかし小学校5年生になるとアルファ1やアルファ2(上位2クラス)にいることがほとんどになりました。
何が起きたかというと... 親が「勉強しなさい」と言わなくなった。
これは、私の成績が上昇、安定した理由の一つです。
「勉強しなさい」は意欲を下げる?
「勉強しなさい」は最初に勉強グセをつけるために、声がけするといいと思います。
しかし怒鳴り口調で「勉強しなさい」ではなく、「あとちょっとしたら、勉強しよう」など言い方を工夫することをおすすめします。
しかし、ずっと「勉強しなさい」と親が促してばかりだと
「勉強しなさい」と言われる=勉強しなくてはいけない
「勉強しなさい」と言われない=勉強しなくていい
と言う様に、親が言わなかったり、不在の時は勉強しない子になってしまいます。
それでは、中学受験を乗り切ること、身につく学習をすることは不可能です。
なので最初の3ヶ月は「勉強しなさい」と言い、それ以降は控えることをおすすめします。
でも、勉強しない時はどうすれば...
なかなか勉強をしない子供を見て、イライラや焦りを覚える方もいると思います。
しかし、自分が子供の時を思い出してみてください。
「勉強しなさい」と言われてやっても、何十時間も勉強できますか?
きっと3時間以内、ひどいと30分もしないうちに集中力は切れてしまいます。
「これとこれやったら、お菓子にしようっか」などと言って、いい方向にモチベーションをあげるようにしてください。
モチベーションの上げ方については、次回お話ししたいと思います。